怪物と呼ばれる人間は、どの時代にも存在している。野球の世界で言えば、昭和の怪物が江川卓で、平成の怪物が松坂大輔である。プロレス界の怪物ジャンボ鶴田や芸能界で平成の怪物と呼ばれたりしている沢尻エリカ。ともかく、色々な怪物が世の中に存在し、時代時代を彩ってきたのである。
ドゥカティから登場した怪物
2010年代の「怪物バイク」となりうるバイクが、世界一美しいバイクを製造し続けるドゥカティから登場だ。その名も「ドゥカティモンスター821（Ducati Monster 821）」である。水冷テスタストレッタ11°エンジンを搭載したドゥカティモンスター821は、179キロの軽量ボディでモンスターの名にふさわしい力強い走りを見せる。
モンスターの名が付いている以上、生半可な走りは出来ない。開発者はそのプレッシャーを受けながら、このドゥカティモンスター821を作り上げたのである。しかも、モンスターでありながら美しい。
天は二物を与えないと言うが、このバイクには二物が備わっている。ドゥカティらしい、美しく、カッコ良く。バイクのフェラーリと呼ばれるにふさわしい、そんなデザインである。
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