何て名前のバイクだっけ?「ウラルガウチョランブラー」。一度こう言ってみたい「ウラルガウチョランブラー」

2569

ウラルガウチョランブラー (Ural Gaucho Rambler)」をお届けするのはロシアのサイドカー製造メーカーであるウラル社。同社の歴史は古く、第二次世界大戦までさかのぼる。

当時ナチスドイツの脅威にさらされていたロシアは、ナチスの機甲師団に対抗すべく、装備の近代化を急いでいた。当時の赤軍が使用していたオートバイは性能が劣っており、高性能な新型の開発が急務となった。

ここで、なんで極寒のロシアでオートバイ(?)と疑問に思うが、当時のロシアには、馬かオートバイでしか行くことのできない森林地帯が多かったらしい。(絶対にオオカミがいる!)

そこで、BMW製のオートバイを密輸(敵国から密輸するという、この発想がすごい!)し、徹底的にコピーしたのが始まり。以後終戦までに1万台近くが生産され、戦場で活躍した。民営化されてからは世界中のサイドカー愛好家に販売されている。

そのウラルの最新版限定車がウラルガウチョランブラー 。スペアタイヤを背負ったクラシカルなデザインと毛布を積み込んだ様子は、中南米のカウボーイ「ガウチョ」のイメージでしょうか、パシフィックブルーの同車は米国でわずか50台に限られている。

しかし、ウラルガウチョランブラー ではありませんが、通常モデルは日本でも購入可能で、120万円台の入門用から、180万円台の本格的なものまで揃っている。ウラル・ジャパンのサイトはこちら

この記事をシェア
0 0
記事のタグ