2015年型「スマート」はルノーと共同開発なので、少しフランス車っぽい?

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未定 詳細なし

フルモデルチェンジするダイムラーのシティーコミューター「スマート」は、ルノーと共同開発になり、「ルノー・トゥインゴ」と基本部分が共通となる。丸みを帯びた新型のボディデザインは、パリの街並みが似合いそうなオシャレな雰囲気が漂うが、一目で「スマート」と判るキャラクターはやはり健在である。

「スマート・フォー・ツー」と「スマート・フォー・フォー」

今回は2シーターの「スマート・フォー・ツー」4シーターの「スマート・フォー・フォー」が同時に発表された。

シティコミューターとしての都市での使い回しの良さに重点を置く短いボディやPRレイアウトを活かした小回りも新型「スマート」に引き継がれていて、フォーツーはトヨタの「IQ」よりも最小回転半径は短く、軽トラック並だ。ホイールベースの長いフォーツーでも、一般的な軽乗用車と同程度。

現在明らかにされているパワーユニットは、52kwの直列3気筒999ccNAエンジンと、68kwの898ccターボチャージャー仕様で、45kwのベーシックモデルも追加される予定だ。ミッションは5MTと6デュアルクラッチ。

相変わらず小さくても進化した中身

新型「スマート」は価格を据え置きされながらも、装備の充実ぶりも見逃せない。全モデルに、LEDデイタイムランニングライト、センタードアロック、クルーズコントロール、外気温計、フロントパワーウィンドウを標準で装備する。

そして、安全性能においてはダイムラーの至上命題とされ、ルノー、メルセデスを巻き込んだ徹底した開発が行われた。特徴である堅牢な「トリディオンセフティーセル」と、クラッシャブルゾーンの拡大などに注力し、「Cクラス」「Sクラス」との衝突実験でも結果を出しているという。

参照元:HI Consumption

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