半世紀前の人気ポルシェ「356A Speedster」がEVで蘇る!

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¥9,870,000詳細ページ

1957年は元号で言うと昭和32年である。第二次世界大戦の終結から12年が経過し、日本は平穏を取り戻し、高度経済成長に向け地盤を固めていた時期だ。1957年に生まれた赤ん坊は、現在56歳を迎えている。

そんな56年前、高い性能と丸みを帯びたボディで一台ムーブメントを巻きこした車がある。ポルシェ「356A Speedster (356A スピードスター)」だ。日本と同じ敗戦国として、どん底から脱しつつあったドイツのポルシェが、復興の足がかりとして製造した車である。ポルシェ356Aはフェリー・ポルシェを中心に製造され、全世界で販売された超人気モデルなのだ。そして56年経過した今でも不滅の人気を誇っている。

その356A Speedsterが56年後の現在、EV車として蘇り、東京オートサロン2013で公開された。アメリカミズーリ州のEVスペシャリストJack Rickard氏が製造・販売を手がけ、「DELTA FORCE」社が販売を担当する。その走りは実に優雅で、古きよき時代を感じさせる。EVながら、最高時速は180km/hと性能のほうもなんら問題ない。

356A Speedsterは限定10台で販売される予定だ。

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