フランスのエールフランス航空は5月23日からパリ(シャルル・ド・ゴール)と米国アリゾナ州フェニックスを結ぶ直行便を週3往復で開設します。フライト時間は11時間。運航機材は3クラス279席のボーイング787-9型機です。
フェニックスは「秘境」ソノラ砂漠の玄関口
パリ=フェニックス間を移動するには2月現在、米国のシアトル、ソルトレイクシティ、ミネアポリス、アトランタなどで乗り継ぐ必要がありますが、エールフランスの直行便開設でその手間が省けます。乗り継ぎ空港で慌てて移動せずに済むのは旅行者にとってありがたい話です。
フェニックスは米国とメキシコに渡って広がるソノラ砂漠の玄関口。ソノラ砂漠は人気探検家のエド・スタッフォードが「ディスカバリーチャンネル(DC)」の企画でサバイバルした場所の一つであり、砂漠のメキシコ側ではDCがボーイング727型機の墜落実験を行ったほどの「秘境」です。
夏ダイヤでは米ミネアポリス線の再開も
エールフランスは3月末からの夏ダイヤでパリ発着の米国路線を充実させます。昨秋に季節運航便として開設されたローリー・ダーラム線は3月31日以降も運航され、5月13日からはミネアポリス線が再開されます。米国就航都市はフェニックスが17番目の都市となります。
フランスのフラッグキャリアは夏ダイヤでパリ発着の欧州路線の拡充も図ります。4月2日からイタリアのヴェローナ線、6月15日からノルウェーのナルヴィク線、7月6日からギリシャのカラマタ線を開設し、夏季限定で運航します。
<参考元>corporate
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