日本語にも対応!外国人との間の沈黙を防ぐ耳かけ型翻訳機に注目

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149ドル(約1万6000円)詳細ページ

あなたが話す日本語を外国語に訳してくれます。外国人が話す外国語を日本語に訳してもくれます。米国発の耳かけ型翻訳機『Ambassador』先行販売プロジェクトが5月、クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で立ち上がりました。

リスニングを鍛えたい人はリッスンモードを。

『Ambassador』はパッケージ1つにつき2個の耳かけ型翻訳機が入っています。1個はあなたが自分の片耳に装着するもの、もう1個は外国人に付けてもらうものです。使用前にスマホとペアリングし、翻訳したい言語(日本語を含む20種類の言語に対応)を専用アプリで設定します。準備が完了したら、「リッスン」「レクチャー」「コンバース」モードのどれかを選びます。

リスニングを鍛えたい人はリッスンモードを活用しましょう。翻訳機があなたの近く(2.5m以内)で話す外国人の声を聞き取り、その人が話した内容を日本語に翻訳してあなたの耳元に届けます。旅行先や留学先でネイティブスピーカーの言葉が聞き取れない時、大いに助かることでしょう。

翻訳機を外国人と共有するコンバースモード。

あなたと母語が異なる大勢の人に向かって一方的に話す時はレクチャーモードの出番です。あなたが日本語で喋ったことはすべて外国語に翻訳され、Bluetoothスピーカーなどを通して流れます。会議、オリエンテーション、イベントなどで役に立っている様子が容易に想像できます。

会話を途切れさせたくないならコンバースモードを選択し、翻訳機をあなたと外国人でシェアしましょう。あなたが日本語を話すと、相手の耳元に相手の母語に翻訳された音声が流れます。一方、相手が母語を話すと、あなたの耳元に日本語に翻訳された音声が。街中で外国人旅行者に道を尋ねられた時、このモードを使えば、相手が求めている答えを伝えられるはずです。

「気まずい沈黙」を避けられる翻訳機への期待。

翻訳すればするほど性能が向上する機械学習技術を搭載した『Ambassador』の先行販売プロジェクトは1日で成立しました。あなたも経験したことがあるかもしれない「言語の壁による気まずい沈黙」を避けられる翻訳機への期待は大きく、調達額は目標の3.5倍である26万3000ドル(約2850万円)に達しています。

参照元:INDIEGOGO

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