水になった携帯電話

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韓国の携帯電話メーカーSamsungが驚くべき携帯電話のデザインコンセプトを発表している。その携帯電話の名前は「アクア(AQUA)」。文字通り”水”にインスパイアされた携帯電話である。

デザイナーのBon Seop Kuがデザインしたアクア(AQUA)の最大の特徴はなんと言ってもその透き通ったボディである。もちろんタッチスクリーンを採用しているので、直接アイコンを押してアプリを起動したり画面をスライドさせることができるらしい。しかしすごいのはそこだけではない。ディスプレイにはAMOLEDというアクティブマトリクス式有機ELを使用するほか、バッテリーには液体電池を使用するなど、アクア(AQUA)全体が”水”をコンセプトにした設計がされているという徹底ぶりなのだ。製品の背景までも重要視する日本人にもきっと受け入れられる製品に違いない。

まるで携帯電話がそのボディを捨て、魂だけになったようなアクア(AQUA)。製品化されるまでにはいくつもクリアしないといけない技術的課題はありそうな気はするが、発売された暁には何としても手に取ってみたいと思わせる携帯電話が出てきたものである。

正直言うとスマートフォンの時代を切り拓いたiPhoneの登場以降、携帯電話のデザインには大きな進歩もなく同じようなデザインばかり並んでいる印象である。久しぶりに次の時代の扉が開く音を聞いた気がする。

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