あのハーモニーを再び 『BACKSTREET BOYS:SHOW ‘EM WHAT YOU’RE MADE OF』

彼らの歌声は私の青春でしたね……。深津絵里主演のドラマ『彼女たちの時代』に挿入歌として『Show Me The Meaning Of Being Lonely(ショウ・ミー・ザ・ミーニング・オブ・ビーイング・ロンリー)』が使われていたことを思い出します。

流行った影響なのか、それとも流行る背景だったのかは分かりませんが、少人数のコーラスグループを組むということが学生の間で当時から盛んでした。『ハモネプ』を覚えている方も多いと思います。

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大成功したその後を描くドキュメンタリー 再生へ向かうために

間違いなく大成功した男性グループ、バックストリート・ボーイズ。家族も恋人も連れず、メンバーだけで過ごした時間が映像に。葛藤、メンバーの脱退を乗り越えて、復活へ。

私が好きな曲は『The Call(ザ・コール)』ですね。歌詞にストーリーがありまして、情景が浮かびます。「遅くなるから、寝てていいよ」「あなた今どこなの?」「携帯のバッテリー切れそう。ちょっと近くに行くだけだから」と曲が始まるのですが……。

男性が浮気する歌です。浮気したその後まで歌詞になっているのが特徴です。「2年経って、戻れはしなかった。彼女はもう僕のものじゃない」と猛烈な未練がうかがえます。「内側から食い破られていく(it eats me from inside)」という表現が印象的です。

オメェが悪いんだろ!テメェが傷つく以上に彼女が傷ついたわ!と突っ込みたくなりますが、「その場の雰囲気に飲まれて浮気しちゃだめだよ」という教訓なのでしょうか……。その他、失恋の曲、大勢と楽しめる曲など、いい曲がとても多いので、アルバムを聞き直したいですね。

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『BACKSTREET BOYS:SHOW ‘EM WHAT YOU’RE MADE OF』映画館独占スペシャルパフォーマンス映像付  2015年3月28日より全国ロードショー  配給:ライブ・ビューイング・ジャパン

公式サイト http://liveviewing.jp/contents/backstreetboys/

(c)More2Screen 2015 (c) Francesca Foley

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