超高級車ベントレーコンチンチネンタルGTでレースに出ようと言い出したのは誰だ!!

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未定 詳細なし

誰かがそそのかしたために、10年ぶりにサーキットに復活するベントレー。1920~1930年代にかけてルマンで活躍したベントレー(Bentley)は、ロールスロイスとの合併によってレース活動を中断。しかし、2003年にはアウディの技術協力を得て(この時期からフォルクスワーゲンの傘下に)、「ベントレー・スピード8」をつくりあげ、久しぶりの挑戦ながら1-2フィニッシュを達成したのである。そして今度はコンチネンタルGTをベースにした「ベントレーコンチネンタルGT3 (Continental GT3)」で、異なるカテゴリーへ挑戦するという。

今回コンチネンタルGT3が挑むことになるGT3レースは、市販車ベースの挑むカテゴリーで、改造範囲は厳しく制限されているほか、マシンごとの性能差を無くす作業がおこなわれる。このため、高いポテンシャルのレースカーをつくりあげても、それを打ち消すようなハンディキャップが必ず科せられるの。これは日本で人気のあるスーパーGTでもおなじみのルール。コンチネンタルGTベースの大きな空気抵抗のボディは、レースカーとしては欠点だが、、この不利が打ち消されるような何らかの“救済措置”が採られることだろう。つまりレースで勝てそうもないスペックのクルマには甘いルールのおかげだ。

ベントレーの会長兼CEOであるウルフガング・シュレイバー博士は発表に際して次のようにコメントした。「私たちのお客様は、ベントレーがサーキットと密接な関係にあるとの考え方をお持ちです…。」例えそう思ってたとしてもですね、コンチネンタルGTでレースに出ろとは言ってないと思うんですけど。誰が言いだしっぺかわからないけど、フォルクスワーゲン(VW)グループには他にないんでしょうか。たしかに目立つとは思うけど。

 

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