ロボが道案内する時代はもうそこまで来ている~英ヒースロー空港

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未定 詳細なし

英ブリティッシュエアウェイズ(BA)のフライトに搭乗予定の人には朗報です。BAは2020年からロンドン・ヒースロー空港ターミナル5の利用客を案内する、最新鋭の完全自律型ロボットのテストを実施します。

利用客とさまざまな言語でやり取りし、目的地まで案内

人工知能(AI)を搭載したロボットはさまざまな言語に対応し、リアルタイムのフライト情報に代表される無数の質問に回答できるようにプログラムされています。地理的な位置識別技術と数十個ものセンサーにより、空港ターミナル内を自由かつ安全に動き回ることができ、利用客を家族旅行専用チェックインデスク、重度の身体障害を持つ人が使える更衣室などまで案内します。

BotsAndUs社が開発し、タッチスクリーンを備えたロボットの役割は単純な作業の実行です。BAは人間(=空港の案内係)が利用客からの(ロボットでは処理しきれない)複雑な質問への対応に集中できることを望んでおり、今後は空港ターミナル内を案内するAI搭載ロボットと人間との役割分担が進むとみられます。

自動化が進み、以前より早くスムーズに移動できるように

BAのほとんどのフライトが発着するヒースロー空港ターミナル5では自動化が既に進行しています。BAが2019年中に自動チェックイン機と自動手荷物預け機をそれぞれ80台新設した結果、手続き待ちの列の数は大幅に減少。利用客は空港ターミナル内を以前より早く、スムーズに移動できるようになっています。

BAは1月現在、ヒースロー空港と東京(成田・羽田)、大阪(関西)を結ぶ直行便を飛ばしています。もしあなたがロンドンの空の玄関口で困っていたら、「Bill」と名付けられたロボットが助けてくれるかもしれません。ロボットが行きたいところまで案内してくれる時代がもうそこまで来ています。

参照元:British Airways

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