これが未来のレーシングカー!日産「DeltaWing (デルタウイング)」

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レーシングカーを半分にぶった斬ってしまったかのようなこの物体。日産自動車とアメリカのデザイナーベン・ボウルビー氏らが開発した「DeltaWing (デルタウイング)」という、列記としたレーシングカーです。

DeltaWing (デルタウイング)のサイズは全長4.65m × 全幅2.08m × 全高1.03m。エンジンは4気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力は400rpm、最高速度は315km/hまで達します。流線形のフロントとリアの翼のような形が戦闘機のようで観る者を引きつけます。その走りもまさに戦闘機レベル。DeltaWing (デルタウイング)が走行している様子は、戦闘機を通り越して黒い弾丸が鋭く放たれたような、そんな感覚を覚えます。

日産DeltaWing (デルタウイング)は2012年ルマン耐久レースに賞典外として参加し6時間走行する事に成功しました。皮肉にもトヨタのトヨタ・TS030 HYBRIDと接触しリタイアとなってしまいましたが燃料、重量が他の車の半分の車が6時間を耐え抜いた事は今後のレーシング界に一石を投じたと評価されています。そして、10月に行われたアメリカン・ルマン・シリーズでは最後尾からのスタートで5位完走と言う快挙を成し遂げました。

現在のところ次のレースの予定は未定とのこと。強者の足音が聞こえるのはしばらく先になりそうです。

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