エミレーツ航空、ドバイ=スペイン路線の機材を超大型機に統一へ

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アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空は4月下旬、ドバイ=マドリード線の使用機材を「エアバスA380」に統一すると発表しました。同航空は9月以降、ドバイとスペインの2大都市(マドリード、バルセロナ)を結ぶ全てのフライトを「A380」で運航します。

エミレーツ航空は5月現在、ドバイ=マドリード線を「ボーイング777-300ER」で1日1往復、「エアバスA380」で1日1往復運航しています。「777-300ER」の座席数は354~442席、「A380」は489席なので、より多くの旅客を運べるようになります。「A380」で1日2往復運航中のバルセロナ線と合わせて、スペイン路線の提供座席数は1日当たり4088席に増加します。

堅調な需要が存在するとみられるドバイ=マドリード線の使用機材が「エミレーツA380」に統一されることで、世界各地からマドリードへ向かう旅客は機内ラウンジ付きの超大型機を乗り継ぐ機会が増えます。エミレーツ航空は「A380」を95機保有し、その中には就航したばかりの特別デカール機「レアル・マドリードA380」も含まれます。

「A380」で成田からドバイ、そしてマドリードへ。

エミレーツ航空は5月現在、ドバイ発着の東京(成田)、東京(羽田)、大阪線を運航しています。成田線の使用機材は「エアバスA380」なので、マドリードまで総2階建ての超大型機に乗ることができます。その場合、ドバイでの乗り継ぎ時間は3時間20分~4時間です。

参照元:emirates

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