どういうこと?!常温保存できるアイスクリーム

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未定 詳細なし

本格的な夏もそろそろ終わり。暑い日にアイスクリームを食べるあの格別な美味しさはなくなりますが、肌寒くなる季節でもお風呂上りやこたつの中で食べるアイスはまた幸せな瞬間でもあります。

ただ、アイス好きな人にとって困るのは、冷凍庫にスペースがあまりないとき。他のを出すわけにもいかないし…と悩んだことがある方も少なくないハズ。じゃあ、食べる直前まで常温で保存できれば何も問題ないですよね?常温保存できるアイスクリームは…..あります!

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食べる直前にシェイクするだけ?!

商品名は、ずばり『Frisson(身震い)』。カナダのモントリオールにあるマギル大学の研究者らによる食品化学プログラムのなかで生み出されました。

どんな仕組みなのかというと、容器内に充填された亜酸化窒素が、アイスのもととなる液体にクリーミーな質感を与える小さな泡を発生させ、少しの間冷凍させれば一般的なものと同様のアイスクリームができるというもの。

方法も簡単で、常温状態では液体のこちらを食べたい時に容器を素早く振り、少し空気が入るようにフタを開けます。再びフタをし、冷凍庫に数時間入れると、完全なアイスクリームができる、というワケ。

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しかも、含まれるカロリーも低く低温殺菌されており、グルテンフリーでコレステロールゼロ、乳製品もフリーで繊維も豊富というから驚きのヘルシーさです。現在フレーバーは2種類あり、アーモンドピスタチオ味とハイビスカスジンジャー味という珍しいラインナップ。

これだけ高機能だと心配になるのは肝心の味ですが、アメリカ・ニューオーリンズで開催された食品開発コンクールで見事テストに合格しており、また研究に際して約500人に試食してもらっていることから、そんなに悪くはなさそうです。アイスクリームファン必見?!の、近未来型アイスです。

参照元:McGill

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