月の正体が明らかになる!NASA月探査機グレイル

1932

日本人にとって月は神聖なもの。なぜか「お月様」と言われているし、月にはウサギが住んでいて餅をついていると言われている。竹取物語でかぐや姫が帰っていったのも月。
神聖な月に人類が初めて着陸したのは1969年7月20日。NASAアームストロング船長が「この一歩は小さな一歩だが、人類にとって大きな一歩だ」と名言を残し、月に足を踏み入れた。一説にはその時エイリアンが監視していたと言う説もある。

そのNASAが双子の月探査機「グレイル (GRAIL)」を2011年9月10日に打ち上げた後、12月31日14時にグレイルAが、1月1日14時43分にグレイルBが月周回軌道へと投入された。高度55Kmのところを周回し科学観測をする予定である。

グレイル (GRAIL)にはカメラが取り付けられており、画像は教育目的で使用される予定だ。観測の内容は月の重力場。重力場を調べることによって月の内部を探ろうというもの。月がどういった歴史で完成したのかを重さから探るのだ。人類の永遠のテーマである地球はなぜ存在するのか、他の星に移住することは可能なのか。月を詳細に調べることによってその謎を解くヒントを得ようと言うわけだ。このグレイル (GRAIL)という名前は1月に公募で決まった名前に変更されるとの事。個人的には「グラナダ」という名前になるのではないかと予想している。

この記事をシェア
0 0
記事のタグ