食べ過ぎるととんでもないことに?!健康に良い食べ物7種とその弊害

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未定 詳細なし

クッキーを1箱まるっと食べることやポテトチップスをお腹いっぱい食べることが健康に良くないことは誰だって知っている周知の事実。そして、フルーツや野菜が体に良い影響を与えることから、より多く摂取したほうが健康に良いこともまた、もはや説明不要の常識であるといえます。

しかし、その摂取量を間違えるととんでもないことにもなりかねないそう。今回はそんな間違ったヘルシー志向・認識を正すべく、7つの食品を例にご紹介します。

『何事もほどほどに』が健康な体を保つルール

1.オレンジやトマト:

ビタミンや抗酸化物質を多く含み、健康に良いとされるこれらの果実ですが、だからといってあまりに多くの量を摂取することは危険でもあるようです。

マウントサイナイ消化管運動センターのコメントによると、これらの果実を大量に摂取し過ぎると同時に多量の酸を取り入れることになり、これが逆流性食道炎の原因にもなるそう。ですから、今現在すでにその兆候がみられる方はなおさら食べる量に注意し、1日2人前程度に抑えることが重要だといいます。

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2.ツナ缶:

多くの家庭でサラダやサンドイッチ等に手軽に使えるヘルシー食材として重宝されているツナ缶ですが、この缶詰の主原料であるマグロには他の魚よりも多くの水銀が含まれています。

過度の水銀摂取は視覚への影響、聴覚障害、音声の調整への影響、および筋力の低下につながるおそれも。1週間に5缶以上のツナ缶を摂取しないように心がけましょう。

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3.水:

運動やダイエット時だけでなく、全ての人に必要な水。とくに今の季節にはこまめな水分補給が重要であるといえます。

しかし、栄養医学の医学博士、アラン・R・ギャビー氏によると、極端な水分補給は血中ナトリウム濃度を異常に低下させることによる水中毒を引き起こすとし、影響として、脳機能の一部が損なわれたり、最悪の場合命にも関わる結果にもつながりかねないそう。

心配な人は、自分の尿を確認し、透明でないことをチェックしましょう。ダイエットのために意識的にたくさんの水を飲んでいるという人なども要注意。

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4.大豆:

健康になるため、おそらく大半の人がイメージするであろう大豆さえも、食べ過ぎには要注意とのこと。コレステロールを下げたり血圧を制御するはたらきのある効果が知られていますが、同時に鉄分の吸収を阻害するはたらきもあるそうで、過剰摂取は鉄欠乏性貧血の原因にもなります。

“イソフラボン”とも呼ばれる“エストロゲン”ですが、こちらも長期間の大量摂取は子宮内膜増殖症や子宮がんにつながるおそれもあるとされていて、目安として1日あたり2人前以下に抑えるべきだと医学博士のアラン・R・ギャビー氏は語ります。

5.ほうれん草:

汎用性に富み、緑黄色野菜の代表ともいわれるこのタンパク質や繊維、各種ビタミン・ミネラル豊富な野菜ですが、微量に含まれるシュウ酸カルシウムにより腎臓結石や尿路結石、また肝臓などへの障害を残す原因にもなりかねないため、あまりにも過剰な摂取は控えるべきとのこと。

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6.ブラジルナッツ:

日本ではあまりなじみの無いこちらは、アマゾン川流域の熱帯地域を原産とする豆類。マカダミアナッツ同様、油分の多い濃厚な味が特徴で、含まれる油脂分は70%もあるそうですが、このなかには健康に良いとされる必須脂肪酸を含んでいます。

健康成分として他にタンパク質、繊維、セレン(血清コレステロール、および血圧を下げる効果のある成分で、前立腺がんのリスクを抑える効果もある)を含みます。しかしセレンは多量に摂取すると皮膚炎や脱毛、爪がもろくなったり神経に異常をきたすそうで、1日に10個以上の摂取は控えるようにしましょう。

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7.動物性タンパク質:

ダイエット中の人が動物性タンパク質を摂る場合、おそらくその多くで卵白や鶏の胸肉等を選びがちですが、こちらもまた、過剰な摂取は控えたほうが良いようです。動物性タンパク質が高水準で存在するとき、老化を促進させたり、またガン(特に乳がん)のリスクを増大させるそう。

実際、がん関連の死亡リスクが4倍に増加したり、低品質な動物性タンパク質の摂取がカロリー全体の20%ある人の死亡率を75%も増加させていることが、Cwll Metabolism journalで発表される調査によって明らかとなったそうです。

簡単な置き換えとして、大豆やナッツ類等の植物性タンパクに一部を置き換えることで、動物性のものだけに頼らない食生活を送ることができるでしょう。

いかがでしたか?健康に良いからと、やみくもに食べるのではなく、あくまでもバランス良く、様々な食品を適量摂取することがベストなようですね。いまいちど、日頃の食生活を見直してみるのもオススメです。

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