詳細がリークされたHTC One M9、実際のスペックは?

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3月2日から5日までスペイン・バルセロナで開催の世界最大のモバイル関連イベント「モバイル・ワールド・コングレス2015」。イベントに先駆けて3月1日にはHTCはOneシリーズの最新版であるM9を発表した。だがイベントが目前に迫った2月末日、HTC One M9の情報がリークされていた。

リーク内容からは安全牌をきったと思われたHTC、実際発表されたスペックはやはり堅実な内容

以下はリーク内容だ。

・5インチ、解像度1080×1920のディスプレイ画面

・2GHz 810 Snapdragonプロセッサ搭載

・3GB RAM

・2900mAhのバッテリ

・20メガピクセルとオートフォーカス採用のカメラ

・自撮りができるフロントカメラは4ウルトラピクセル

(フロントカメラとしては十分満足できる画質、暗所での撮影に強い)

・最新のAndroid Lollipop OSとHTCのSense 7ユーザインターフェース

・4月9日に販売開始予定、アンロック版852ドル

リーク内容と実際に発表された内容はほとんど一致しており、バッテリが2840mAh、販売開始が3月中旬ということが多少違うくらいだろうか。ボディもHTC Oneシリーズ従来のデザインとアルミ素材で高級感漂う仕上がりになっている。4K動画撮影、サファイアガラスで保護されたディスプレイ、microSDカードスロットは嬉しいニュースだ。

先代M8と比べると特筆すべき大きな変化はなく、M8の良い部分を改善したイメージだ。市場のその他ブランドのスマートフォンと比べてもM9の斬新さや奇抜さがさほど目立つわけでもない。ただ革命的であることが必ずしも良いこととは限らない。

今はやりのセルフィー(自撮り)を念頭においたフロントカメラは暗いバーなどで自撮りするのにもってこいだ。無理に冒険せず安全圏で確実なスマートフォンをつくったHTC。その慎重さが吉と出るかもしれない。

参照:inStash

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