九州に国内最大の太陽光発電所が誕生へ

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京セラはIHI・みずほコーポレート銀行と共同で鹿児島県鹿児島市七ツ島に国内最大の太陽光発電力70MWを発電する「太陽光発電所」の建設計画を発表した。

IHIの所有地である鹿児島県鹿児島市七ツ島に京セラ製の太陽電池パネルを29万枚設置。年間発電電力量は一般家庭の年間消費電力量約22,000世帯分に相当する約79,000MWhを想定している。土地面積は約127万m2(東京ドーム27個分)だ。発電した電力は九州電力に送電される。

東日本大震災以降の原発不安による電力需給不安で高まる原子力発電以外の発電の必要性。電力会社の対応に疑問が残る中、民間企業の太陽光発電所を開設はこれからの日本にとって意義のある出来事だ。また民間企業としても新たなビジネスチャンスなのである。

太陽光発電所は今年7月の着工予定で総投資額は約250億円を予定。こういった取り組みが各地で起こることを期待したい。震災以降日本に暗い影を落とす電力需給不安に文字通り明るい光を与えてくれるはずだ。

 

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