“マセラティ兄弟の見果てぬ夢”を疑似体験しませんか。

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MASERATI BROTHERSOSCAへと託した、マセラティ兄弟の見果てぬ夢」という展示が、愛知県名古屋市のアウト・ガレリア・ルーチェで開催されています。

「マセラティ」と言えば、創業の地である伊ボローニャのシンボルの一つ、海神ネプチューンが持つ三叉の鉾をモチーフにしたエンブレムを冠するスポーツカーメーカー。グランツーリスモ、クアトロポルテなどの高性能、高級スポーツカーを製造、最近では「Evuantra V8」が話題となっていますが、その社歴は波乱万丈でした。

主な変遷だけでも

1914年 7人兄弟中4人のマセラティ兄弟が「アルフェーリ・マセラッテ製作所」を創設。(社名は四男の名前。しかし子だくさんだ)
1937年 経営難のためモデナの「オルシ社」に譲渡。(オルシは富豪)
1947年 兄弟は「オルシ社」を離れ独立「OSCA」を設立。独自にレース用車両を生産する。(儲かりません)
1965年 仏「シトロエン」傘下になる。(意外と近い)
1974年 同じ「シトロエン」傘下の「プジョー」と業務提携。
1975年 伊「デ・トマソ」参加になる。(イタリアに戻れた)
1993年 フィアット傘下になる。(寄らば大樹ですな)
1997年 フィアット傘下のフェラーリ傘下になる。(傘下の傘下!)
2005年 フェラーリ直轄になる。(徳川幕府直轄の水戸藩みたいなら、もう安泰か)

この歴史の中でも1947年。「オルシ社」を離れて、夢を追いかけ好きなようにクルマ作りを行っていた「O.S.C.A社」時代が最もマセラティ兄弟のスピリッツが感じられると言われています。その兄弟の見果てぬ夢を再現したのがアウト・ガレリア・ルーチェ”MASERATI BROTHERSOSCAへと託した、マセラティ兄弟の見果てぬ夢で開催する。マセラティ兄弟の血脈が注ぎ込まれた貴重なレーシングカーが展示され、信念と情熱が感じられるでしょう。

アウトガレリア・ルーチェ MASERATI BROTHERSOSCAへと託した、マセラティ兄弟の見果てぬ夢の開催は6月22日~9月1日となっています。名古屋ですが、夏休みなどに、手羽先やひつまぶしを食べに行ったついでにでも是非。

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