【ブラジルW杯特集】サッカーファンが総立ちになる瞬間。日本代表DFの劇的弾の再現なるか

1150

サッカーで最も興奮する瞬間は、後半アディショナルタイム(AT、ロスタイム)の得点シーンかもしれません。5月24日に行われた、事実上の世界最強クラブ決定戦、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の決勝。

アトレティコ・マドリー(スペイン)の1点リードで後半ATへ。攻勢を強めるレアル・マドリー(スペイン)がMFモドリッチのコーナーキックからDFセルヒオ・ラモスのヘディングシュートで同点に追い付いた瞬間、世界中のサッカーファンが総立ちになったことでしょう。

S・ラモスが決めた同点弾は、結果として、CLファイナルの勝敗を決める分岐点となりました。それまでレアルの前線を占めるワールドクラスのアタッカーたちは苦戦を強いられ、戦力面で劣るアトレティコがボールを奪えなかったとしても身体で撥ね返す戦いぶりを続け、観る者を熱くさせていました。

ただ、アトレティコには30分の延長戦を戦い抜く体力は残されていませんでした。FWベイル、DFマルセロ、FWクリスチアーノ・ロナウドがゴールを叩き込み、最終スコアは4対1。ポルトガル・リスボンの地でレアルが10度目の欧州王者に輝きました。

米国と日本のヒーローの明暗。清武と吉田が生み出した興奮はブラジルでも見られるか

さて、欧州サッカーのシーズンが区切りを迎え、欧州だけにとどまらず、世界のサッカーファンの関心事はワールドカップ(W杯)に切り替わりました。まもなく開幕するブラジル大会でもドラマチックなATが見られるかもしれません。前回大会のグループC・第3戦、米国対アルジェリアは0対0でATに突入。

決勝トーナメント進出を諦めない米国は、GKハワードを起点としてスピーディーにボールを運び、クロスが弾かれたところをFWドノバンが右足でゴールネットを揺らし、ヒーローに。しかし、4年後のドノバンはブラジル大会に挑む米国代表から外される屈辱を味わいました。

我らが日本代表は、グループリーグでコートジボワール、ギリシャ、コロンビアと対戦します。W杯優勝経験国が入っていない、最も均衡が取れているグループとの声も多く、第3戦のコロンビア戦のATまで目が離せない展開になるかもしれません。

ただ、理想はコートジボワールとギリシャに連勝し、決勝T進出を引き寄せることでしょう。日本が多用するショートコーナーからMF清武が正確なキックを蹴り、DF吉田がヘディングで決勝点を決める。11年9月のW杯アジア3次予選・北朝鮮戦と同じ展開となれば、日本中が興奮に包まれることは間違いありません。

 

参照元:旅するサッカー

この記事をシェア
0 0
記事のタグ