書道の達人が要らなくなる!?書道ロボット登場

1381

日本人の心、書道。すずりを持ち、筆で半紙に文字を書く。これが日本に生まれた者の慣わしであり、日本人の「心」である。日本における書道の起源は諸説存在しているが、飛鳥時代の聖徳太子、奈良時代の聖武天皇らの写経が原点であると言われている。

そんな日本人の心を写し出す書道をロボットにしてしまったのが「書道ロボット」である。慶應大学准教授・桂誠一郎研究室が総力を結集して作り上げたという書道ロボットは、達人と言われる書道家の筆の運びをモーションキャプチャで完全再現できると言う。その模様は、動画を確認してもらいたい。

書道と言うとエラそうな書道家の先生に「はね・とめ・はらい」を徹底的に仕込まれるが、この書道ロボットは人間でも難しい「はね・とめ・はらい」ができる。予め達人の筆の動きを記憶させ、筆への力の入れ具合まで完全再現することで、達人と変わらぬ文字を書くことを可能とさせた。

あくまでもロボット研究における「初動」である。人の手の動き、力の動きを完全に記憶させ、忠実に再現するという技術を他のロボットに応用することが目的だと言う。特に手術の達人の動きができる医療ロボットの開発が期待されるところだ。

書道ロボットの性能には、まさにお墨付きを与えられている。これからの技術転用に注目したい。

この記事をシェア
0 0
記事のタグ