「これで大丈夫かなア。」「大丈夫だよ、だめでもゴーンが責任取るよ…とらないか。」

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デトロイトで開催された北米国際オートショーで、日産は次期「マキシマ」となる「スポーツセダンコンセプト(Nissan Sports Sedan Concept)」を公開した。現行のマキシマは2008年にモデルチェンジだれており、モデルサイクルとしては遅いタイミングとなっている。そのスタイリングは、台形グリルとブーメラン形状のヘッドランプは日産のデザイントレンドど真ん中と言える。

日産関係者の言葉通りなら「エモーシャルでエネルギッシュなデザイン」らしいが、何のことかわからない。一口に言えば、ガラの悪い「スカイライン」といった感じ。

FF方式の4ドアセダンながら1,912ミリの全幅を誇るワイドボディであり、北米限定車であることに違いはない。スポーツセダンを標榜するように、車高はかなり低い設定。そして実際に採用されるかどうかはわからないが、大きなグラスルーフを備えている。エンジンはV6・3・5Lということで、現行マキシマと変わらず、多少のパワーアップがある程度だ。

スポーツセダンコンセプトは日本人には関係のないクルマだが、業績が一人負け状態の日産において、北米市場でのフラッグシップで、そであるこの「マキシマ」と、このプラットフォームを流用する「セントラ」「アルティマ」といった主力モデルの出来が、日産全体の業績を左右するだけに、アメリカ人とカナダ人に気に入ってもらえることを祈らずにいられない。

 

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