ポストコロナ時代の路面電車構想に着目 車両内に楕円形ベンチ 香港

1335

注目すべき点は、腰掛けが楕円形のベンチになっていること、運転室がないことです。香港のPonti Design Studioが今夏、ポスト新型コロナウイルス時代に対応する2階建てトラム(路面電車)の設計コンセプト「Island」を発表しました。

感染リスクを下げるアイデアが詰まっているが

Ponti Design Studioが発表した「Island」のイメージ図を見ると、2階建て路面電車の腰掛けの配置・形が変わっていることにすぐ気づきます。従来の中央通路部分には楕円形のベンチが2~3基設けられています。人と人との距離を十分確保して座れる上、乗客どうしが顔を向き合わせない設計になっており、車両内での新型コロナ感染のリスク低減が期待できます。

「Island」では楕円形ベンチの導入のほか、車両内空間の有効活用を妨げる運転室の撤去など、ポストコロナ時代にふさわしいアイデアが詰まっています。ただ意地悪な見方をすると、側窓手前の手すりはコロナショック前と変わりありません。これは筆者の考えですが、手すりの感染リスクを考慮すると、「立っている人の足を固定できる床」など斬新な発想が必要かもしれません。

利用者に安心をもたらすアイデアの具現化に期待

Ponti Design Studioの設計コンセプトは2階建て路面電車が走っている香港での導入をイメージしていますが、現時点ではあくまでコンセプトに過ぎません。それでもソーシャルディスタンスを確保できる楕円形ベンチの設置は公共輸送機関の利用者に安心をもたらすことは間違いありません。近い将来、ユニークなアイデアが具現化されることに期待しましょう。

参照元:yankodesign

この記事をシェア
0 0
記事のタグ