カタール航空、ドーハ発着5路線を再開 カトマンズ線など 9月

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中東のカタール航空は9月1日からドーハとパキスタンのシアールコート、2日から米国のヒューストン、5日からネパールのカトマンズ、6日からソマリアのモガディシュ、16日から米国のフィラデルフィアを結ぶ路線を再開しました。

モガディシュにはコロナ禍の前から退避勧告が

ドーハ=カトマンズ線は9月上旬時点ではネパール航空とヒマラヤ航空が直行便を運休にしており、9月いっぱいはカタール航空が両都市をノンストップで結ぶ唯一の航空会社になります。ただネパールは厳しい入国制限を行っており、ヒンドゥー教と仏教の聖地であるカトマンズを観光できるようになるのはしばらく先になりそうです。

ドーハ=モガディシュ線を運航する中東の航空会社はカタール航空とターキッシュエアラインズのみですが、前者はジブチを経由します。日本の外務省は新型コロナウイルスの世界的大流行により、多くの国への渡航中止勧告を出していますが、国内でテロ・誘拐事件が頻発しているソマリアには新型コロナの大流行以前から退避勧告を出しています。

 9路線で増便。ヒースロー線は1日4往復に

カタール航空は9月中にドーハ発着5路線を再開した他、9路線で増便を実施しました。1日から英国のロンドン(ヒースロー)線を1日4往復、米国のニューヨーク(JFK)線を1日2往復、トルコのアンカラ線を1日1往復、6日からジブチ線を週6往復、15日からベトナムのホーチミンシティ線を1日1往復に増やして運航しています。

参照元:QATAR AIRLINES

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