数学的アルゴリズムに基づいた座り心地のよい椅子

5501
未定 詳細なし

椅子選びは本当に大事だ。仕事柄で長時間座っている人だけではなく、電車やバスなどの交通機関、食事、車の運転など、それなりに長い時間を過ごすため、本来ならばベッドや枕と同じぐらいストイックに向き合わなければいけないはずである。

gigamen_Quartz01

イメージは水晶体を分子構造のように結合させた椅子

水晶体の形のクッションを組み合わせ自分に合った椅子をカスタマイズする「Quartz Armchair(水晶体クッションチェア)」。数学的アルゴリズムに基き、まるで分子構造のように、心地よさのパズルを組み立てていくことで完成する自分だけの椅子である。

ただしここで勘違いしてはいけないのが基本のフレームが体を支えるというよりも、「水晶体のどの面を組み合わせて」いくかということに、執心しなければならないという点である。

gigamen_Quartz02

完全な作品が完全な癒しをもたらすとは限らない。むしろ何度も組み替えることによって、本当に自分のためのQuartz Armchairをコンプリートする鍛錬となるかもしれない。レディメイドで自分に合った椅子を探すのもよいが、プライベートな場所においては手間がかかりそうな遊びすらもリラクゼーションのパーツになりうるのだ。

参照元:Yanko Design

この記事をシェア
0 0
記事のタグ