ロシアの航空会社初! S7航空、ベラルーシのホメリ線を開設

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ロシアの首都とベラルーシで2番目に人口が多い都市を結ぶ航空路線が開設されます。S7航空は6月1日からモスクワ・ドモジェドヴォ空港とホメリ(ゴメリ)空港を結ぶ直行便を週3往復(水・金・日)で開設します。

チェルノブイリ原発事故の影響は・・・

S7航空は5月現在、首都ミンスクを含むベラルーシのどの都市にも直行便を飛ばしていません。ドモジェドヴォ空港に本拠を置くワンワールド加盟航空会社は、ロシアのエアラインとして初めて、モスクワからベラルーシ南東部、ロシア・ウクライナ国境の近くに位置するホメリへの定期便を運航します。

ホメリの観光スポットは、200年以上に渡って都市の象徴であり続けているルミャンツェフ・パスケービッチ宮殿、ナチス・ドイツ降伏から60年後の2005年にオープンした軍事歴史博物館など。南の隣国ウクライナで発生したチェルノブイリ原発事故の影響により、未だに立ち入り禁止区域が存在します。日本の外務省が発表したベラルーシ南東部の危険度は「レベル1: 十分注意」です。

モスクワ=ホメリ線のフライト時間は1時間半。

S7航空はモスクワとホメリを1時間30分で結びます。機材はモノクラス78席のエンブラエル170型機です。在ベラルーシ日本国大使館によると、空路で日本からロシア経由でベラルーシに入国する場合、ベラルーシからロシア経由で日本に出国する場合は、ロシアの通過査証(ビザ)が必要とのことです。

参照元:S7 Airlines

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