世界のファッショニスタから知る男の色気とは?

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ストリートからコレクション、一般人からセレブレティまで、地上のあらゆる場所のファッションのスナップショットを集めた「Sartorialist(サルトリアリスト)」。最もクールな瞬間を捕らえた数々のシーンは、モードの枠を越えカルチャームーブメントとしても認識されている。

その主宰でブロガー/フォトグラファーのScott Schuman氏がイタリア・フレンツェで行われるメンズプレタ見本市ピッティ・ウオモ期間中、世界のファショニスタを招待するランチが早くも伝説化している。すでにミュージシャンのカニエ・ウェスト、「LEON」誌名物のリノ氏など、カジュアルな場でも独特のオーラを放つ面々が参加。日本からもユナイテッドアローズ上級顧問の栗野宏文氏などが招待されている。

ひと言でいうと、和気あいあいと楽しそうなちょいワルおやじ達の昼飯風景。だがそこは、一筋縄ではいかない面々が集まっているだけあって、なにげに撮られたスナップだけでもじゅうぶんにファッション雑誌の表紙レベル。公開された動画では、ファッションから会話や表情、ワインボトルの持ち方まで、カット全てが大人の男の瞬間を切り取ったカタログのようになっている。

年季が入ったオヤジの色気の前では、ちょっとやそっとでは刃が立たないことを思い知らされる。だが彼らだって、最初からファッショニスタだったわけではない、過去にはイタい経験があったり失敗だってしているはずだ。それらあってこそ、あの超絶技巧なオーラが醸し出されるのではないだろうか。まさにセクシー、ブラボーと叫びたくなる!

ちなみに「東京のサルトリアリストたち」には、峰竜太さんがフューチャーされている。ファッションと意外とベタな日常風景のシンクロがテーマのSartorialist(サルトリアリスト)ゆえに納得の人選でもある。

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