開発費150億円の米海軍ステルスボートがオークションに

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約850万円詳細ページ

映画『007 トゥモロー・ネバー・ダイ(Tomorrow Never Dies)』にも影響を与えた、米海軍のステルスボート「シーシャドゥ(SeaShadow IX-529)が、オークションに出品されていることがわかりました。

この「シーシャドゥ」は、米海軍がステルス技術を艦艇に適用させるために開発、製造した実験艦で、1982年に建造開始、極秘裏にプロジェクトが進められていたもので、公的にその存在が知られるようになったのは、85年の竣工から8年後、1993年のことでした。

開発にあたったのは米国国防総省高等研究計画局(DARPA)とロッキード・マーティン社。
諸元は、164フィート×70フィート(約50メートル×21メートル)、563トン、最大14ノットで航行が可能。しかしながら米海軍は「シーシャドゥ」を就役させることはなく、開発に1億9,000万ドル、日本円にして約150億円を要した実験艦は、2006年に開発が打ち切られ、以後、カリフォルニアの乾ドックの中で博物館での展示などを模索していたといいます。

残念ながら「シーシャドゥ」を引き取る博物館はなく、米海軍は破棄を検討。オークションへの出品に踏み切りました。ただし、先端技術も含まれているため、買い手は「シーシャドゥ」を航行させることはできません。ガイドラインに沿って解体することしか許可されていません。またその解体作業も購入してから30日間で行うこととされ、作業も米政府の監視下が条件です。もちろん軍装はすべて取り外してあります。

入札価格は、日本時間 5/1 17:30 (+0900 JST) 時点で106,100ドル(約850万円)。これを高いと見るか低いと見るかはあなた次第。

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