ソーラープレーン、初の大陸間飛行へ

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太陽エネルギーを動力とする実験機、ソーラープレーン(Solar Planes)が、24日、スイスを飛び立ちました。目指すは2500キロ先、モロッコの首都ラバトです。

翼端から翼端まではジャンボ機なみの63メートル。12000個の太陽光パネルを付けたシングルシーターの機体を操縦するのは、これまでにもソーラープレーンの数々の実験に携わってきたアンドレ・ボーシュベルグです。
今回のフライトは、まず彼が機体をスペインのマドリードまで操縦し、その後同僚のバートランド・ピカールが風の強いジブラルタル海峡を越えて、ラバトに着陸する予定です。
もし今回の実験が成功すれば、ソーラープレーンのフライト能力を証明することになります。

しかしながら、今回の出発地、スイスのパイエルヌからの離陸は予想よりも雲が多かったため、2時間ほど遅れました。
「雲の中には飛び込めないよ。そう設計されてはいないんだから」と話すボーシュベルグは、取材陣に向かって「たまたま傘を持ってきた時に限って雨は降らないものなのさ」とジョークを飛ばします。
彼から操縦を引き継ぐピカールの家系は代々冒険家です。父のジャック・ピカールは海洋冒険家、祖父のオーギュスト・ピカールは気球乗りでした。彼の子孫はもしかしたらスター・トレックの空母、エンタープライズを操縦しているかもしれません。

今回の実験は、2014年に予定されているという、ソーラープレーンによる世界一周フライトのためのドレスリハーサルとして位置づけられているということです。

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