15分装着するだけで睡眠の質を上げるヘッドバンド型デバイス 米国

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185ドル(約2万5000円)~詳細ページ

米国発、穏やかな電気刺激により、眠りにつくまでの時間を短くし、睡眠時間を伸ばせるヘッドバンド型デバイス「Somnee」の先行販売プロジェクトが5月、米クラウドファンディングサイト「Indiegogo」で立ち上がり、わずか5時間で目標金額を調達しました。

早く寝付ける・睡眠時間が増えるなどの効果がある

「Somnee」の基本的な使い方ですが、睡眠脳波測定センサー内蔵ヘッドバンドを装着し、その上に電気刺激を与える電極入りパッドを置くと、睡眠の質を上げる15分のセッションが始まります。センサーは脳の睡眠の特徴を検知し、電極は脳に「早く眠りにつくように」と信号を送ります。

15分のセッションには確かな効果があるようで、眠りに落ちるまでの平均時間が半分、寝返りを打つ回数が3分の1になる一方、平均睡眠時間は30分増えたとのこと。電気刺激の強さが気になりますが、不快な時はいつでも使用を中止でき、専用アプリから強度を下げることも可能です。

電極は定期的な交換が必要。現時点の配送先は…

着用者特有の睡眠パターンを検知するセンサーとそのパターンを強化する電極入りパッドが「Somnee」の両輪ですが、後者は3回の使用で交換しなければなりません。月額18ドルのサブスクプランに加入すれば電極が送られてきます。電極がなければ、ただの睡眠トラッカーです。

神経科学者たちが3年の研究の末に生み出したヘッドバンド型デバイスは6月下旬時点で360人以上から支援を受けています。「睡眠の質を上げたい」と願う成人にとって注目の製品ですが、法律の関係なのか、配送先は米国に限られています。将来的な日本上陸はあるのでしょうか。

<参考元>Indiegogo

 

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