電力を使わないサウンドボックス・デスクは素朴でクール

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仕事中は音楽掛ける派!という人ならきっと気になってしまう、「サウンドボックス・デスク(Soundbox Desk)」だ。なんとなく素朴感がある北欧風の爽やかな見た目だけでも、つい寄って見たくなるデスクだが、電気も使用しないサウンドボックスだと分かったら、さらに近寄って見たくなるだろう。

これは、ソウル科学技術大学校の卒業製作として出されたJina Uさんの作品。木材の部分は、アカシアの木が組み木になっている。この色合いと木の質感の温かみが作品の魅力の一つだ。こんな木のデスクだけでも欲しい。勉強したくなりそう。だが、しかし。

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最大の魅力は、電力無しのサウンドボックス

デスクの上右側にスマホを入れる隙間があり、中を覗くとまるでキッチンシンクの下を思わせるようなパイプが通っている。いや、アルペンホルンのようだと言った方が素敵か。これで音が聞こえるのだ。なーんだ。単純。

いや、見た目は単純だけど、恐らく良い具合に音が聞こえるようになるまでには、綿密な計算や数々の試作が必要だったであろう。まず、無電気という発想が素晴らしい。

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お揃いデザインのチェアも付いていて、学生の部屋、お洒落なオフィス、カントリーサイドのアトリエ、どこにでもすっと馴染みそうなデザインも飽きがこなくて美しい。ちょっとDIY風な造りに見える点も親近感が沸くポイントだ。

参考サイト:Soundbox Desk

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