サバイバルツール付きシューズがすごい!

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忍者は今や世界標準でかっこいいという設定らしい。しかしその目線は、奇声をあげて身軽に動くという特徴ばかりに特化されてしまい、本来の道具に関してはほぼスルーというのが悔しい。水の表面を歩く「水蜘蛛」、追っ手の足を止めさせる「まきびし」など優秀な小道具を無駄なく携えてミッションをクリアする、そこが忍者の本筋ではなかろうか。

いつものように無駄に熱い思いを語ってしまったが、今回はそんな忍者スピリットを西洋の靴に見たという話である。画像を見ると普通にかっこよく、耐水性を備えた履きやすそうなトレッキングシューズである。だが「Substratum direct attached hikers (サバイバルツール付トレッキングシューズ)」は、そのルックスとは裏腹に、なかなか腹に一物、じゃなかった靴底に小道具が仕込まれた曲者なのである。インソール部分をめくるとそこにあるのは、ライター、ナイフ、アーミーロープ、釣り針とサバイバルに必要な最小限のツールがコンパクトにオーガナイズされている。これらは実際トラブルの際には確実に役に立つだろう。

いざという時に身を守るための概念は、洋の東西を問わず同じなのだと、このSubstratum direct attached hikersを見て、また熱い思いがこみあげてきた…。

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