プロレスの楽しさを酒で知れ!天龍源一郎「酒羅の如く!」

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日本のプロレス界で「ミスタープロレス」と称される人物が居る。ジャイアント馬場、アントニオ猪木からピンフォールを奪い、全日本プロレス、新日本プロレスの三冠ベルト、IWGPベルトを腰に巻いた男だ。さらに、電流爆破のリングにも上がっている男である。その男の名は天龍源一郎。最近の若者の間では滑舌の悪いタレントとされているが、本当は日本屈指のプロレスラーなのである。

その天龍源一郎は大変な酒豪として知られている。プロレスも強いが、それ以上に酒が強い男なのである。酒の席でのエピソードをまとめ一冊の本としたのが、「天龍源一郎 酒羅の如く 」である。ジャイアント馬場、アントニオ猪木、三沢光晴など国内の主要レスラーとの「酒」での勝負が描かれている。また、伝説の藤原組長とのヘッドバット合戦も収録されている。さらに天龍本人へのインタビューでは、天龍源一郎最大のライバルジャンボ鶴田とのエピソードも収録されている。プロレスファンはもちろんのこと、プロレスのことをよく知らない人にも楽しめる内容となっている。

最近はプロレスが低迷し、冬の時代と言われている。しかし、まだまだプロレスも捨てたものではない。天龍源一郎 酒羅の如くを読むと、そのように感じる事が出来るだろう。

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