カッコイイんだけど、出来れば後ろのタイヤをもう一つ付けてほしい。

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バイクと車のユニークなハイブリッドを目指すヒューストン、テキサス州で開発中の「Terracraft (テラクラフト)」の3輪車コンセプトです。バイクのように前後に乗車するタンデム複座は、オートバイ後部座席を利用し、そのユニークなステアリングシステムは、ドライバーが手動でコーナーにバイクのような感覚を再現するために、傾斜角にダイヤルインできる。格納式サイドドアとスライド屋根キャノピーを持っているので、その意味ではバイクよりは全天候型の車に近い。

しかし、ホンダゴールドウィングGL1500の後ろ半分を使ったTerracraft3輪車の運転はかなり難しいらしい。また、車としての安全性にも問題がありそうだ。そのあたりについては、開発者のジェームズ・ウェス・アボットは「主婦のための乗り物ではない」とか、「心配ならボルボを買え」とか、「ハマーを注文しろ」とか過激な発言をしている。たしかにそうだね。

ともあれ、Terracraft (テラクラフト)の3輪車コンセプトのスタイリングは奇妙ではあるが、カッコイイ。しかし、バイクの後ろ半分を利用したのでしょうがないだろうが、4輪にしない理由がわからない。自信作なんだろうが、2005年に「メルセデス·ベンツF 300ライフジェット研究プロジェクト」というながあり、取り外し可能な屋根を持つソックリなデザインながら、完成度は高かった。そんな意味では特別に新しくないのかも。アボットさん。

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