アルコールを吸入する?なぜ?飲むものでは?

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ぱっと見た第一印象は灯籠流しの灯籠。でも、灯籠とは思えない。サイフォン?雰囲気はあるが、これでコーヒーをいれることができるとは到底思えない。不思議なグッツ。

これは「Vaportini(ヴァポーティニ)」というもので、簡単にいうとアルコール吸入器なのです。アルコールを吸入すると言われて、ピンとくる日本人は少ないでしょうね。酒は吸うものではなく、飲むものであって、酌み交わすものというのが日本人ですよね。

ところが、ドラッグ社会の欧米ではこのVaportiniを使ってアルコールを気化して吸入するのが流行しているのだそうです。丸い部分にアルコールを入れてキャンドルでもって熱します。徐々に水分がとんでいき、純度の高いアルコールの蒸気がストローから出てきます。これを吸い込むのです。吸入している様子は、傍目で見ると、かなり危険な雰囲気を醸し出しています。

アルコールの効き目はかなり強力らしく、急性アルコール中毒の危険性が指摘されているようです。ひっそりと「吸う」お酒、どうも私にはピンときません。升酒に塩を盛ってキューっといかないと飲んだ気がしませんという方も、急性アルコール中毒には十分お気をつけいただきたいと思います。

 

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