欧LCCウィズエアー、東欧モルドバのキシナウ発着15路線を再開

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欧州の格安航空会社(LCC)、ウィズエアーは9月から東欧モルドバのキシナウとドイツのベルリン、ドルトムント、フランスのパリ(ボーヴェ)、イタリアのヴェネツィア(トレヴィーゾ)、ベルギーのブリュッセル(シャルルロワ)などを結ぶ15路線を再開しました。

モルドバ発着便はウクライナ情勢の影響を受けていた

ウィズエアーのモルドバネットワークはコロナ禍とウクライナ情勢の影響を強く受けていました。モルドバはウクライナの隣国で、国境沿いのトランスニストリア地域の危険度は高まっていました。それだけにキシナウから海外に出かけたい人にとって15路線の再開は嬉しいニュースです。

ワイン生産が盛んなモルドバの首都キシナウと今回直行便で再び結ばれるのは、ドイツのメミンゲン、ハンブルク、スペインのバルセロナ、オーストリアのウィーン、オランダのアイントホーフェン、チェコのプラハ、仏ミュールーズ、キプロスのラルナカ、イタリアのトリノなどです。

隣国ルーマニアのブカレスト発着3路線を開設へ

ウィズエアーはロシア語読みのキシニョフで呼ばれることが多かったキシナウ(ルーマニア語読み)とイタリアのベルガモ、ボローニャ、英国のロンドン(ルートン)を結ぶ路線の増便も実施したばかりです。特にキシナウ=ロンドン(ルートン)線は週10往復まで増えました。

中欧ハンガリーに本拠を置くLCCは12月2日からモルドバの隣国ルーマニアのブカレスト発着3路線を開設します。ギリシャのアテネ線は週4往復、チェコのプラハ線は週2往復、キプロスのラルナカ線は週4往復で、各路線とも運賃は24.99ユーロ(約3600円)からです。

https://wizzair.com/en-gb/information-and-services/about-us/news/2022/09/05/wizz-air-reopens-its-base-in-chisinau-with-15-resumed-routes

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