戦後、という縛りに歴史を感じさせる「アストンマーチンベスト10」

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戦後に登場した「アストンマーチン(Aston Martins)」の中から10台を選ぶとしたら・・。という「テレグラフ」による、英国民と一部マニア限定のお楽しみ企画です。平均的な日本のクルマ好きの読者(もちろん私も含めて)のみなさんにとっては、「アストンマーチン」を10台挙げるのは至難の業でしょう。他にもあるの?といった感じですが。とにかく、その10台を駆け足で紹介しましょう。

1. 1958年 DB4 伝説の始まり

直列6気筒3.6Lエンジン搭載。30秒以内に時速100マイルに到達する最初の生産車だった。アルミボディパネルを採用していた。

gigamen_1958_DB4

 

2. 1963年 DB5 ボンドカーといえば、これでしょう。

その動力性能の優秀さを知らなくても、その名前を知らなくても、ボンド俳優イコール、ショーン・コネリーであると同じくらい、ボンドカーと言えば、このクルマであることは事実だ。

gigamen_1963_DB5

 

3. 1967年 DBS 新進の俳優とデザインもショーン・コネリーとDB5には歯が立たない。

ロジャー・ムーアがちょっと惜しいボンド俳優だとしたら、この「DBS」も惜しいクルマ。熱心なマニアはいるが、一般的な評価は厳しいものがある。

gigamen_1967_DBS

 

4.1972年 V8 これもボンドカーだけど、俳優の名が思い出せない

「V8」その名の通り5,340ccの水冷90°V型8気筒エンジンを搭載。V8エンジンにDOHCという当時としてはかなり贅沢な設計で、最高回転6,250rpmという高回転型エンジンに仕上げられている。ティモ・ダルトンって知ってます?

gigamen_1972_V8

 

5.1976年 ラゴンダ(シリーズ2) 未来的すぎてボンドも乗らなかった。

過去の伝統をすべて排した、総アルミ製のボディは、低く、極端なロングノーズ・ショートキャビンであり、エッジの効いた未来的なデザインは、まるで折り紙。

gigamen_1976_lagonda

 

6. 1986年 V8ザガート これもアストン

イタリアのカロッツェリア「ザガート」の特徴とアストンマーチンの意匠を、当時の最新トレンドだった直線的・幾何学調グラフィックスで表現。エンジンは5341ccのV8で、ボンネットの巨大なバルジはキャブレターのファンネルを収めるためのもの。

gigamen_1986_Zagato_V8

 

7. 2003年 DB9 一番売れたのもわかるが、シフトレバーがない。

V型12気筒エンジンを搭載、ZF製6速ATは「タッチトロニック2」と呼ばれ、変速はコンソール上のボタンかステアリングのパドルで行う。従来のようなシフトレバーがないのが特徴的。

gigamen_2003_DB9

 

8. 2008年 One-77 幸運な77人の方だけのフラッグシップ。

2008年に発表され、2011~2012年の間に77台だけ販売された。コスワースと共同開発の7.3LのV12エンジンをフロントミッドシップに搭載、市販の自然吸気エンジンとしては最高の750馬力を誇る。

gigamen_2008_One-77

 

現在 ラピードS 4ドアでも醜くならない。

「世界で最もエレガントな4ドアスポーツカー」ラピードをさらに進化させ、新開発のV型12気筒5935cc「AM11」エンジンは410kW(558PS)/6750rpmだ。

gigamen_Rapide_S

 

現在 V12ヴァンテージS 史上最も獰猛なアストン

「ヴァンテージ」のコンパクトなボディに、フラッグシップ「ヴァンキッシュ」の高出力なV型12気筒エンジンを搭載した「アストンマーチン史上、最も獰猛なモデル」。2ペダルの7速「Sportshift III AMT(オートメーテッド・マニュアル・トランスミッション)」を搭載。

gigamen_V12_Vantage_S

 

10台の「アストンマーチン」はたしかに戦う男のクルマそのものであるが、初期モデルでは戦う相手が「敵国のスパイ」であったが、その後は相手が「ミッドシップやリアにエンジンを積むライバルメーカー」になり、乗り込むのはボンド役の俳優ではなく、タキシードも似合わないが、日本円で2,000~3,000万円用意できる方ならどなたでも戦える。

10ベストということで、順位付けはされていないが、表紙が「DBS」であることから、この編集者は「DBS」がお気に入りと見ていいだろう。あなたはどのアストンが好みですか?

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