46年を経て、「ジャガー」「ポルシェ」を超えた「トヨタ2000GT」。1億円オーバーは当然だ。

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クラシックカーを専門に取り扱う「RM auctions社」のオークションで、日本車として最高値で落札されたのは1967年製の「トヨタ2000GT」。米テキサス州でも有名なカーコレクターが所有していたもので、落札価格はおよそ968,000ドル(約1億円)トヨタ2000GTは総生産台数337台とされ、そのうち左ハンドルの米国仕様は62台と言われ、これはその中の一台ということになる。

「ジャガーEタイプ」や「ポルシェ911」に、影響を大きく受けたデザインを持つトヨタ2000GTは、それまでの日本車のイメージを覆し、その後の日本製自動車の成功を示唆する世界に誇るスポーツカーとなった。ちなみに映画007シリーズに登場するボンドカーでもある。

性能も当時としては驚異的で、最高出力150馬力の直列6気筒DOHCエンジンを搭載し、5速マニュアル装備。最高速1約217km/hを誇った。確認しておくと、およそ46年前のクルマ、しかも国産車のスペックである。 驚くほどの状態を保っている真紅のボディは、一度塗装し直しているが、その他のパーツは100%オリジナル。ほとんど摩耗も見受けられないインテリアも完璧なオリジナルであり、保証書やマニュアルまで揃っているそうだ。

落札価格についてRM auctionsは、出品されたトヨタ2000GTは最近出品された中で最も状態が良く、 “デイトナ”の愛称で知られる「フェラーリ365GTB/4」やランボルギーニ「ミウラ」と同等の価値があるもの」と語っている。なにやら日本人として誇らしい気がする。「当然だろう。」と。

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