伝説の名機、時代を超える速さを実感

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¥6,000,000~¥120,00,000詳細ページ

「GT-R 」。スカイラインを語る上では絶対に外せない。60年以上の歴史を持つこの車種において、「GT-R」の称号は別格だ。「ハコスカ」、「ケンメリ」などの今では旧車と呼ばれる車から現行GT-Rまでその時代のスカイラインの最高のグレードに冠される特別なカテゴリーであり歴代スカイラインGT-Rは全てにおいて名車ぞろいである。

その中でもひときわ精彩を放つのがこの34GT-R V or M Spec ニュル。
第二世代と呼ばれるこの時代のGT-Rの特徴はその心臓部のエンジンRB26DETTとATEESAと呼ばれる賢い4輪駆動システム。とくにRB26型エンジンは6気筒エンジンとしては最高の完成度をもつ。

もともとレースで勝つことを前提に開発、販売されるのが歴代GT-Rではあるが過給器(ターボ)技術の発展とともに成長した第二世代GTRは現行型にもヒケをとらない速さをもつ。
また理論上、一次振動がゼロになる直列6シリンダーのRB26型エンジンは滑らかでスムーズな吹け上がりになり、その結果官能的なエキゾーストノート(排気音)を生み出す。第三世代35から現行GT-RのV型エンジンではとうてい味わえないフィーリングを感じるこができる。
そのRB26型エンジンを搭載する32から34までの第二世代GT-Rにおいて最終型でもっとも完成度が高いといわれるモデルが34GT-Rで、その最後の年に1000台のみ限定発売され(発売即完売!?)となったのがニュルバージョンなのだ。

エンジンRB26DETTをN1仕様をベースに、ピストンやコンロッドの重量バランスを均一化しオイルポンプやウォーターポンプ、エキゾーストマニホールド、エアホースもN1用を使用する。タービンもN1同様のメタルタービンとなり中高回転域での加速とキレを向上させている。
カタログスペック上の馬力は当時のメーカー自主規制により280psといことであるがN1仕様ということを考えれば450~600馬力の強化を前提しているとうことになる。
スピードメーターも専用の300km/hスケール。日本国内の公道での実用性はともかく気分を盛り上げる。

ニュルとはドイツのニュルブリクリンクからの略でGT-Rを始め世界中の数々の名車がテストコースとしてタイムを競い合っているスポーツカーの聖地である。まさにその名に恥じない特別なバージョンなのだ。生産終了後10年以上経過する現在でも人気は衰えず、状態の良い車両を探すことは難しくなっている。ちなみに中古市場価格はだいたい600~1200万円程度(発売当時車両本体およそ630万円)。
時代を超える特別な車になりつつある一台だ。

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