電動アシスト自転車というよりもはや電動バイク。

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今月16日からオーストリアのカリンシア州で開かれる、フォルクスワーゲングループのファン感謝イベント Worthersee で、ドイツの自動車メーカー、アウディが電動アシストのコンセプトモデル「ヴェルターゼー(e-bike Worthersee)」を公開することがわかりました。

電動アシスト自転車の未来形といったフォルムをもつこのヴェルターゼーは、 カーボン製のモノコックフレーム、同じく 26インチのブレードスポークやリムにもカーボンを使用、バッテリーを含む総重量を 21kgという軽量に抑え、2.3kw(3馬力)という最大出力をもつ、自転車というより電動バイクと呼んだほうがいい代物。
また、フレームに搭載されるリチウムイオン電池は 530Whの容量をもち、230ボルトで充電した場合、2.5時間で古チャージ可能とのことです。

電 子制御による走行モードは5つの中から選択が可能。ペダルだけでアシストを全く利用しない「ピュア(Pure)」モードから、通常で 50~70km/h、最高 80km/h での走行を電動アシストで可能とする「ペデレック(Pedelec)」モードのほか、ウィリーなどのスタントを補助するモードもあるといいます。

今年4月には、イタリアの二輪メーカー、ドゥカティを買収したアウディ。ヴェルターゼーは純粋にコンセプトモデルとしていますが、こうした電動アシスト自転車が市販される日もそれほど遠くないかもしれません。

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