自分の味を追求した結果、海賊の酒に落ち着いた男の話

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大人になったらスコッチだのバーボンだのというかっこいい名前のお酒を飲むものだと思っていた。高校生のときに村上春樹とかを呼んでいたせいだろう。

ここ数年はCaptain MorganのPrivate Stockに落ち着いていたのだが、そろそろ次の味に移りそうなお酒が現れた。Bacardiの「Eximo Rum」だ。

カラメル、バニラのような甘いフレーバーなのに、すっきりとした後味

何年か前になじみになったバーで一番うまい酒を見つけようと、左から順番に飲んでいくことにした。草の味しかしないスコッチを20本くらい試して気に入らず、バーボンに移って20本くらい試してもまだ気に入らず、マスターに「もっと甘いほうが好き」と言ったらブランデーが出てきた。

ブランデーも何種類か試したが、結局「もっと甘いのがいい」ということになった。酒ならば何でもいいということでリキュール系もソーダ割りで試してみたが今度は甘すぎる。

「そうなるともうラム酒しかないですね」と言って出してくれたのがラム酒のCaptain Morgan Private Stock、海賊のお酒だった。

ここ数年はこれが気に入り、ことあるごとに頼んでいたのだが、とうとうそれを上回る酒が現れた。BacardiのEximo Rumだ。これはうまい。

もしかしたら、なんとなく雰囲気でかっこいいからスコッチだのバーボンだのを飲んでいる人も多いかもしれないが、やっぱり自分に合った味のほうがいい。大穴のラム酒を試してみる価値は大だ!

参照元:Eximo Rum

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