花弁で光量を調節する詩的で妖しげな天井ライト

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未定 詳細なし

夏の花としてイメージされることが多い「ひまわり」。大きなつぼみをつけたその身を太陽にむけ、真正面に向かい開花させる。自然の力強さと、美しさはにはかなわないと思えるほどの存在感がある。それとは逆にほのかな月明かりの下で真夜中に咲く「月下美人」の咲く姿に自然の妖艶さをかいま見る。

花びらがつくるロマンチックな光

「ひまわり」と「月下美人」では昼と夜という全く違う環境で開花するにも関わらず、つぼみが膨らみ花が開くときに漂う色気に関しては同一である。そしてまさに自然に咲く花のごとくペンダントタイプの天井照明に花弁(花びら)のようなフリップつけてみたのが「BLOOM lamp(開花調節ライト)」である。

gigamen_BLOOM_Lamp01

天井照明の場合、光量調節はスイッチを回したり、リモコンなどで行うことが多いが、BLOOM lampは、電気の明るさ自体が変わるわけではなく、花弁の開き具合がそのまま光量の調節となる。つまり花が完全に咲いた(開いた)状態では明るさがマックスであり、つぼみがゆるんだような状態では、薄明かりとなるのである。

開いたり閉じたりすることで部屋の明かりを調節する。植物の姿を真似ているBLOOM lampなのだが、意外なことにどこかロマンチックで、詩的でもある。

参照元:Yanko Design 

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