復活!伝説のオレンジ、7000㏄の爆音

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旧車、マッスルカーといえば、日本でも非常に多くのファンがいる。今の、環境に配慮されたものとはまるで反対を行くような車だが、ガロロロロと鉄の塊が吠える様は、男ならゾクリとするところだろう。

The Dukes of Hazzard(邦題:爆発!デューク)という、80年代の人気TV番組をご存じだろうか。オレンジ色にペイントされた車を乗りこなし爆音を轟かせて、とにかくどこでも走りまくるという、かなりヤンチャなカーアクションドラマだ。
その主役だった車、1968年製「ダッジチャージャー(Dodge Charger)」。その車が、完ぺきにレストアされて復活、先日オークションに出品された。排気量7200cc、375馬力、2メートル近い幅を持つデカイ車。当然、聞こえてくるエンジン音は、住宅密集地などでは出せないような轟音が鳴る。「ちょっとコンビニまで」なんていう乗り方は、とてもできないような車だ。

また、当時の車は、驚愕の燃費の悪さだたりもする。ガソリン1リットルで30キロも走ることができてしまうものに比べたら、その効率は10分の1以下。それなりに覚悟がいるだろう。
ただ、このての車はやはりカッコいい。今の、流線型で空気抵抗の少なそうなものとは違っていて、四角くてゴツくて、そしてデカイ。信号待ちしていたら、絶対に注目を集める車に違いない。

非常に人気のある車種、気になるのはオークションでの落札価格。なんとなんと驚きの12.1万米ドル!!日本円で約1,000万円!高級車が2台ほど買えてしまうほどの金額だ。それでも、この車を所有するだけの価値は十分にあるはずだ。

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