容量は0.1L。スマホケースと一体化した風変わりな水筒の生産計画始動

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39ユーロ(約5300円)~詳細ページ

ドイツ発、スマホケースと水筒が一つになった、その名も「Drinking Case」の先行販売プロジェクトが今春、支援者数がわずか8人にもかかわらず、成立しました。風変わりな製品の構造や成立の経緯を詳しく見ていきたいと思います。

飲み物は吸い口に漏斗を挿して入れる仕組み

「Drinking Case」はポケットサイズの水筒なので持ち運びが便利です。使い方ですが、側面のスイッチを引き上げると、ケース内に隠れていた吸い口が上面に現れるので、そこに逆円錐形の漏斗で飲み物を入れます。裏を返せば、漏斗がないと飲み物を上手く入れられません。

気になる「Drinking Case」の容量はわずか110mlです。ゴクゴク飲みたい方には不満でしょうが、「飲み物を少量だけ持ち運びたい」「近所へ出かけるのに大きな水筒やペットボトルを持ち運びたくない」という方にはちょうどいいかもしれません。

注文数と調達金額が一致していない理由とは

「Drinking Case」の先行販売プロジェクトは約400ユーロ(約5万5000円)分の注文しか受けていないのに、最終的には目標金額の2500ユーロ(約34万円)を調達しています。これは「自分の店に置きたい」という支援者が多額の寄付と引き換えに大量納入を要望したからです。

スマホケース兼水筒という発想は興味深く、カメラ用の穴もきちんと空いていますが、水筒の容量(110 ml)に物足りなさを感じた方もいたでしょう。今回は飲み物専用でしたが、スマホと菓子、あるいは消毒ジェルを持ち運べるケースであれば、より支援を集められるかもしれません。

<参考元>Kickstarter

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