アラブ首長国連邦(UAE)のエティハド航空は2024年5月1日からアブダビとケニアの首都ナイロビを結ぶ直行便を1日1往復で再開します。フライト時間は5時間、使用機材はエアバスA320型機です。
成田・関空線との接続はどうなるのか
エティハド航空の路線再開により、ケニアの首都へ中東湾岸諸国の主要空港(アブダビ、UAEのドバイ、カタールのドーハ)からひとっ飛びできるようになります。ケニアを目指す観光客・ビジネスパーソンには朗報です。
エティハド航空の成田・関空線とナイロビ線の接続は、日本発の便を利用した場合、アブダビでの待ち時間は約10時間もあり、微妙です。日本からケニアでの野生動物観察を目論んでいる人はアブダビ以外の経由地(ドバイ、イスタンブールなど)を選んでも良いかもしれません。
エティハドは他路線再開・開設も予定
エティハド航空は来年1月1日からアブダビとインドのコーリコード、ティルヴァナンタプラムを結ぶ2路線の再開(毎日運航)、3月31日からアブダビと米国のボストンを結ぶ路線の開設も控えており、UAEの首都をハブとするネットワークは拡大していく見込みです。
中東、欧州、アフリカ、インドの主要空港と結ばれているナイロビへは来年6月3日からベルギーのブリュッセル航空(ドイツのルフトハンザグループの一角)がブリュッセル直行便を開設します。来年は大自然と野生動物に出会えるケニアへ向かう旅行者がますます増えそうです。
<参考元>etihadaviationgroup
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