独ユーロウィングス、欧阿路線を拡充へ デュッセルドルフ発着3路線など

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英国の航空路線情報サイト「Routesonline」によると、ドイツの格安航空会社(LCC)のユーロウィングスは今夏から年内にかけて順次、ドイツとオーストリアにある拠点空港のうち、デュッセルドルフ、ケルン・ボン、シュツットガルト、ザルツブルク発着路線を拡充します。

ケルンとアルメニアの首都を結ぶ航空会社は他にない

ユーロウィングスは8月31日からドイツのデュッセルドルフとクロアチアの首都ザグレブを結ぶ路線を週2往復(火・土)、9月1日からウクライナのキエフ・ボリスポリ線を週3往復(月・水・金)、10月31日からイタリアのミラノ・ベルガモ線を週4往復(月・木・金・日)で開設します。デュッセルドルフ=ミラノ・ベルガモ線は22年1月31日から週6往復に増便される予定です。

ルフトハンザグループのLCCは8月6日からケルン・ボンとアルメニアの首都エレバンを結ぶ路線を週1往復(金)で開設します。競合する航空会社は7月中旬時点では他に存在しません。エレバンは2800年以上の歴史を持つ都市で、紀元前8世紀に建てられたエレブニ要塞は観光地の一つです。中心部にはモスクワ・シネマなどソ連時代の建築物が残っています。

ザルツブルクからキプロスまでの移動時間が短縮へ

ユーロウィングスは12月5日からシュツットガルトとアフリカ北部モロッコのマラケシュを結ぶ路線を週1往復(金)で開設します。モロッコ中部に位置するオアシス都市の観光名所は屋台と大道芸人で賑わうジャマエルフナ広場、12世紀に建てられた77mのミナレット(尖塔)を有するクトゥビーヤ・モスクなど。

オーストリアのザルツブルクとキプロスのラルナカを結ぶ路線は9月4日から週2往復(火・土)で開設されます。モーツァルト生誕の地ザルツブルクからリゾート都市ラルナカへ向かう場合、従来であればデュッセルドルフなどを経由する必要がありますが、直行便の運航開始により、移動時間が約3時間に短縮されます。

https://www.routesonline.com/news/29/breaking-news/296276/eurowings-adds-more-new-routes/

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