ピッチで倒れたサッカー選手、「指導者よりも…」第二の人生へ

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ファブリス・ムアンバ(25歳)。欧州サッカーのファンであれば、一度は耳にした名前かもしれません。最終所属先のボルトン・ワンダラーズ(イングランド・プレミアリーグ)では、宮市亮(現在はアーセナルFC所属)ともチームメイトでした。将来のイングランド代表入りを期待されていた選手でしたが、2012年3月17日の試合中に倒れ、心停止状態に。幸いなことに一命は取り留めたものの、数カ月後に引退を余儀なくされました。

12年11月、ムアンバは『I’m Still Standing』というタイトルの自伝を世に送り出します。I’m Still Standingの表紙で「僕はまだ立っている」と書かれたTシャツを着ている姿はインパクト十分。そして、世界中のサッカーファミリ―がムアンバの回復を祈った日々から2年近くが経過し、彼は自身の公式サイトで、今後の人生プランを発表し、サッカージャーナリストを目指す決意を述べています。

日本も例外ではありませんが、世界的なサッカー熱は高まるばかり。そんな中、ムアンバは、テレビに登場する評論家の意見にうんざりしているという本音を明かしました。現在は大学でスポーツジャーナリズムを学んでいるとのこと。アフリカ・コンゴ民主共和国出身の元サッカー選手の思いは、熱心に応援しているサポーターは愛するクラブの内情を知るべきというものです。

かつてギガメンでも取り上げた森保一(元日本代表選手、現サンフレッチェ広島監督)のように、一定のキャリアを築いた選手が、第二のサッカー人生を指導者として歩むケースはまったく珍しいものではありません。しかし、ムアンバにそのつもりは全くないようです。指導者よりもジャーナリストに魅力を感じるという彼の今後に注目です。

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