農場で育った子供はアレにならない?ってホント!?

2001
未定 詳細なし

今回は、農場のホコリに含まれるバクテリアが小児ぜん息や呼吸器系アレルギーの発症確率を低くする!?という内容で公開されたScienceの論文について考察します。

確かに、Tレグ細胞(制御性T細胞)は増えますが・・

まず、農家を営んでいる人だって、ぜん息や花粉症になっておりますよ。

現に、実家が百姓で牛舎の臭いプンプンな環境で育ったものの、小さい時は私もぜん息持ちでしたね。

また、ペットを飼うと発病し難いだの、赤ちゃん生まれたら動物園に行け!みたいな話をよく聞きますが、そんな非医学的な方法に頼らず最新の治療法に詳しいドクターを受診した方がイイと思いませんか?

そこで、色々と飛び交う迷信を一旦置いといて、ハウスダストアレルギーや牧草(チモシー等)の花粉症を引き起こしてしまう方々が今後急増しちゃう前に、医学的知見からちょいと補足しておきます。

ポイントはズバリ!3歳以下の子供であれば、寄生虫のいる環境において死にかけたバクテリアのかけら(エンドトキシン)を吸った時に自己免疫症候群のブレーキ役を担うタンパク質「A20」が遺伝子にコードされ、その年頃でウマく環境に適応しちゃえば過剰反応しなくなる!というワケです。

ただ、どういった農場かにもよりますね。

つまり、無農薬の畑とヘリコプターとかで有機リン系農薬をガンガンまいている様な大規模農場では、また話が全然違ってきちゃうはずです。

 

参照元: the verge.com

この記事をシェア
0 0
記事のタグ