将来はあらゆる車両に搭載? 一目でパンクが分かるLEDライト

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自転車をより安全に乗り回すために。デザイナーのHsiang-Han Hsuらが考案したコンセプト『Flat Tire Warning Light (フラットタイヤ警告灯) 』は、見た目では分かりにくいタイヤのパンクにすぐに気付くためのものです。Flat Tire Warning Light自転車のタイヤの空気入れの部分に装着して使用します。もしパンクしていれば、LEDランプが赤く光ることで、タイヤの異常をすぐに認知できます。また、タイヤの空気が足りない時は“警告”の赤色、空気が十分の時は“安全”を示す緑色が点灯する仕組みです。

運転中のタイヤは回転していることから、タイヤの中に光の輪ができあがります。タイヤの状態を分かりやすく示せる一方、愛車をスタイリッシュなデザインに仕立てることも可能になります。ちなみに、LEDを点灯される電力はタイヤの振動を電気に変えられる振動発電チップでまかないます。

暗い夜道を走行する際、後ろから来る車に自分の位置を示せるという点で交通事故の抑止にもなり得るでしょう。しかもユニバーサルデザインなので、バイクや自動車のタイヤにも使用可能です。さまざまなメリットがあるFlat Tire Warning Lightは、近い将来のスタンダードになっているかもしれません。

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