思わず惚れる!85歳のじっちゃんが格好良すぎる

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未定 詳細なし

人間のビジュアルの良さなんて若いうちだけ。中年になったらもう終了。って殆どの人が思ってるのでは?最近、容姿についてやたらと「劣化」って使われる。確かにインパクト抜群で、人の目を引き付けるけど、言われた方はかなりショック。そりゃ、10年も前と比べらたら、誰だって「劣化」は当然至極。いや、でも待って。40代にもなれば「どんな人生を送って来たかが顔に現われてくる」と言われるし。そう、劣化はしても、その皺やたるみから、その人の「味」が染み出てくるというものではないだろうか。
特に男性。40代以降の男優さんで、いい味出してる、かっこいいいって、言われてる人達が沢山いるけど、若い頃はそんなでもなかったって事が多いような気がする(すみません!)。勿論ハンサムではあるんだけど、心の奥を掴むような表情の深さは、出ていなかったかと思われる。やはり、年季が入らないと出ない、いや、出せない味というのは存在するのだろう。

それを認識させてくれるのが、このじっちゃんだ

これは、中国で最大のソーシャルメディアといわれている微博(ウェイボー)に投稿され、どよめきを得た驚きの写真。中国は、福建省で農業に携わってきた御歳85歳のお爺ちゃん。自然とともに暮らしてきた素朴な祖父だが、孫の手により、衝撃の変身を遂げてしまったのだ。それがこちら。

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パッと見たら、「あら、往年の銀幕スターかイケメンモデルだったんじゃないの?」と思うだろう。深みある緑のスーツに傘をさして、ふと見せる優しそうな表情。雨のしっとりさがまたいい。えんじ色の渋いスーツにサングラスなら、ちょい悪感が溢れでる。はたまた、蝶ネクタイなら、いにしえの良家のご子息とも思える上品な井出達。まるで雑誌GQのモデルのようだ、ともコメントされている。

プロデュースしたのは、孫の小野杰西( Xiao Ye Jie Xi)さん。美術学校を卒業し、現在は、服飾会社のCEOである。なるほど、どのスタイルもお洒落なわけだ。ただ、このじっちゃんが凄いのは、ちょっと着てみました的な着せ替え人形風ではなく、しっくり着こなしてしまっている所だ。その深く幾つも刻まれた皺、日に焼けた皮膚の具合、実はちょっと鋭い視線がスタイリッシュさと巧く相まって、若い人間には到底出せない渋さを醸し出されている。無言で何かを語ってきそうな表情は、じっちゃんの送ってきた人生を想像してみたいと思わせる。恐らく、小野杰西さんは、この祖父の内からでる人間味に惹かれて、この企画をしたのではないだろうか。

ちなみに田舎でのいつものスタイルは、こちらの写真。
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確かに普通に居そうな中国農村のお爺ちゃんだ。静寂で平穏そうに見える生活風景。だが、ここには、これまでに幾多の困難や苦心、喜びと幸せが折り畳まれてきたのではないだろうか。何故、このじっちゃんが、都会的な装いに溶け込んで、こうも格好良く見えるのか。これぞやはり重ねた歳の輪のなせる業なのではないだろうか。じっちゃんの中に静かに何年も抱え込まれて煮詰まった忍耐と優しさ、自信と誇りが、現代的な新しく美しい服という対照的な物と出会って、双方の魅力が最大限に引き出されたのではないだろうか。外見が劣化するのは、内面の魅力をにじみ出させる為なのかもしれない。

参照元:deMilked

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