「速いぞセフティーチーム!」「あいつ遅すぎ、レスキューカーに抜かれたぞ!」

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2013年シーズンにおいて佐藤琢磨選手が日本人初優勝を飾ったことで、俄然注目を浴びるアメリカ最高峰のモータースポーツ「インディーカーシリーズ」は、F-1をも凌駕するハイスピードバトルが見どころだが、ハイスピードならではのクラッシュシーンも多いので有名です。しかし、そのクラッシュした現場にスピーディーに駆けつけ、救出作業を行っているのを見たことがありますか?そこで活躍するのが今回ご紹介する「ホルマトロ・セフティーチーム (Holmatro Safety Team)」です。

ホルマトロ・セフティーチームメンバーは市町村や病院などで、彼等の専門分野における平均20年の経験を積んでいる。レースごとに、プロの消防士や救急隊員など4人ひと組のクルーのグループが3台のシボレーのトラックに乗り込み、その内の2台は最新の救助装置を装備した救助車両であり、3台目の車両はコースの清掃のために使用される。

ホルマトロ・セフティーチーム日頃から救助活動の訓練を行っており、事故発生から20秒以内に救出を開始し、2分以内にケアセンターに負傷者を搬送することを目標にしているそうです。そのため、クラッシュしたレースカーがスピンして止まると同時に、「ホルマトロ・セーフティチーム」は事故車両の横に到着しています。(アメリカ独自のオーバルコースの場合)

ちなみに「ホルマトロ」とは中国に本社を置く油圧機器のメーカーで、災害時や車両事故の際、自動車を切断する油圧カッターなどを生産しており、災害時や事故時に閉じ込められた人を救出すための道具類が主力製品となっています。公共交通機関などあらゆる乗り物や防衛用車両(洗車か?)から救出出来るとしている。ホームページではレスキューゲ-ムなんかもあります。(人の不幸をゲームにして遊ぼう!ホルマトロ公式サイト)

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